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福祉充実県民の願い 知事選結果受け小松氏が訴え

 
 1日投開票の愛知県知事選で、日本共産党も参加する革新県政の会の小松民子氏は39万1308票(得票率19.37%)を獲得したものの及びませんでした。当選したのは現職の大村秀章氏=民主、維新、公明、生活、次世代、自民県連、減税推薦=。
 選挙結果を受け、小松氏は1日夜、名古屋市中区の事務所で記者会見しました。
 小松氏は「立候補を表明してから短期間だったが、リニア中央新幹線など巨大開発、大企業応援の県政から、県民の暮らしを応援する福祉、医療・介護の充実を訴え、多くの共感をえた」と述べ、「今後も18歳までの子ども医療無料化、国保料(税)への県補助金復活などの実現めざし運動を広げていく」と話しました。
 日本共産党の岩中正巳県委員長は「小松候補は安倍暴走政治ストップ、県民の福祉・暮らし優先の政策を掲げ、大村秀章氏との対決点は鮮明であった。小松候補の奮闘は『県政を変えたい』との県民の声の反映。この流れを大きく広げ、引き続く県議選、いっせい地方選で日本共産党の躍進、勝利に全力をあげる」と語りました。
 革新県政の会は2日、「オール与党勢力が推す現職とのたたかいで善戦健闘した」との声明を発表しました。
 小松氏は2日朝、日本共産党の本村伸子衆院議員、西山あさみ名古屋市議候補とともに、名古屋市中区の金山総合駅前であいさつ。本村、西山両氏は、政党助成金廃止、4月の県議選での党議席回復、名古屋市議選、市町村議選での躍進を訴えました。
(2月3日)