ニュース

知事選、県・市議選挙勝利必ず 春日井、党と後援会が決起集会

 
 愛知県春日井市の日本共産党と後援会は24日、2月1日投票の知事選、4月の県議選、市議選に勝利しようと、総合福祉センター大ホールで決起集会を開き、200人を超える参加者でいっぱい。「何としても勝つぞ」「安倍政権の暴走ストップの声をあげよう」の声が掛けられ、熱気に包まれました。

 革新県政の会の小松たみこ知事予定候補(日本共産党推薦)が大きな拍手に包まれて登壇。国保税(料)引き下げ、18歳までの子ども医療費無料化などの公約を述べ、「大村知事が推進するリニア新幹線は春日井市の地下を16kmに渡り通る計画。亜炭鉱跡地が多くあり陥没の恐れがある。計画は凍結すべき」と訴えました。

 井上哲士参院議員が駆けつけ、総選挙での党躍進の異議について述べ、「大きくなった国会議員団の力を発揮し、安倍政権の暴走に正面から立ち向かう。知事選、地方選勝利で地方から安倍政権ノーの声をあげよう」と強調しました。

 県議選春日井市で、柳沢けさみ氏は「集団的自衛権行使で海外派兵となればイラク派兵と同様に航空自衛隊小牧基地から出撃する。安倍政権の『戦争する国づくり』を許してはならない。『オール与党』の県議会は安倍政権に『ノー』と言えない。何としても県議会に駆け上がる」と決意を語りました。

 市議選(定数32)で現有4議席確保をめざす現職の宮地ゆたか、内田けん、伊藤けんじ各氏と内藤とみ江市議からバトンタッチする新人の原田ゆうじ氏が決意を表明しました。
 原田候補は「障害者作業所や介護施設を運営する社会福祉法人で働いてきた経験を生かし福祉充実に取り組む」。伊藤議員は「亜炭鉱の空洞化対策など市民の要求実現に取り組む」。内田議員は「団地の高層階から低い階への住み替え、防犯対策など住民の願いを実現する」。宮地議員(議員団長)は「介護保険改善の意見書採択、都市計画税の使途公開などに取り組んできた。市民の声を議会に届けるため奮闘する」と述べました。
(1月27日)