半年後に迫った愛知県豊田市議選の勝利めざす日本共産党は18日、井上哲士参院議員を迎え演説会を豊田市内で開きました。
井上氏は集団的自衛権、原発再稼働、消費税増税、辺野古への沖縄米軍新基地建設などについて詳細に報告し「安倍政権は国民の声に耳をかさない強権体制」と厳しく批判し、「日本共産党は自民党と正面から対決し、ブラック企業規制など国民の願いに積極的に取り組んでいる。原発、TPP問題など保守層とも共同して政治を変える」と党の役割を述べ「安倍政権の悪政から市民の暮らしを守る、大村、根本の両市議を再び議会へ」と訴えました。
5期目をめざす大村よしのり市議は87歳になる母親の介護や被爆二世としての反核の思いを語り「介護の充実や合併した山間地域の過疎対策に全力をあげる」と表明。3期目をめざす根本みはる市議は党市議団がおこなった市民アンケートで回答者の8割が「生活が苦しくなった」と答えていることをあげ、「18歳までの医療費無料化や市民病院建設など市民の願いを市政に届ける」と決意を述べました。
もとむら伸子原発ゼロ対策部長も駆けつけ、支援に行った沖縄知事選の情勢を報告し「豊田から『米軍基地撤去、戦争する国にするな』の声をあげよう」と呼びかけました。
党の演説会に初めて参加した男性は「共産党のことが少しわかった。もっと知りたいので、また党の演説会に来たい」との声を寄せました。
会場で女性が入党しました。
(2014.10.21)