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集団的自衛権容認許さず 閣議決定は中止を

 

 安倍政権が集団的自衛権行を可能にする憲法解釈変更の閣議決定を強行しようとしていることに対し、日本共産党は各地で宣伝し、「憲法破壊のクーデター許すな」「閣議決定を中止せよ」と訴えました。

 日本共産党愛知県委員会は、名古屋市中区の繁華街で連日街頭宣伝をしています。

 13日には、もとむら伸子参院選挙区予定候補、柏木啓韶(ひろあき)副委員長らが訴えました。参加した県勤務員が党の政策ビラを配布し、署名の協力を呼びかけると、買い物客らが次々と足を止め署名に応じました。

 もとむら予定候補らは閣議決定を強行しようとしていることを厳しく批判し、「多くの国民の批判を無視した暴挙は許されません。『解釈で憲法を壊すな』の世論を広げましょう」と訴えました。
 
 署名した老夫婦は「戦争中も戦後も苦労した。戦争は絶対にだめ。安倍首相は戦前にもどそうとしている。許してはだめだ」。赤ちゃんを連れた若いママさんは「子どもの将来のため日本は、ずっと戦争しない平和な国であってほしい」と話し署名しました。

 年金生活で一人暮らしの篠原幸代さん(66)は「政権を取っている政党が勝手に憲法の解釈を変えられたら困る。これを許せば9条だけでなく、自民党は他の9条なども変えてくる。共産党は『憲法守れ』と安倍首相を追及してほしい」と語りました。