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小牧の平和団体が知事に小牧基地での曲技展示飛行に反対する署名を提出

 

 航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)の元平和団体は17日、同基地でもブルーインパルスの曲技展示飛行に反対する署2600人分(第2次分)を大村秀章県知事に提出しました。

 米軍・垂直離着陸機オスプレイが、同基地と滑走路を共有する県営名古屋空港を利用しないよう求める要請もしました。

 提出したのは、平和委員会や尾中労連、新日本婦人の会などでつくる小牧平和県民集会実行委員会。署名数は9月提出分とあわせ6297人になります。

 参加者は「基地周辺は民家が密集しており、事故が起きたら取り返しがつかない事態になる。危険なアクロバット飛行は到底認められない」「墜落事故が多発している危険極まりないオスプレイが、私たちの頭上を毎日のように飛ぶ姿を想像してほしい」と訴えました。

 対応した県担当者は「ブルーインパルスの飛行は、地元市町の理解がない限り、県として認めません。県営空港は安保条約や国・県の規定に依拠した運営を行うことになっています」と従来の回答を繰り返すにとどまりました。

 参加者は「県民の安心、安全、命を守ることこそ、県の最大の責務です。県知事としてきっぱり反対の意思を表明してほしい」と重ねて要請しました。