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国民平和行進愛知県入り、高校生ら歓迎集会

原爆の恐ろしさ後輩に

 
国民平和大行進(東京・広島コース)が5月31日、愛知県入りし、学校法人桜丘学園(豊橋市)で教職員組合主催の歓迎集会が開かれました。生徒たちの勇壮な吹奏楽と和太鼓の演奏が250人の行進参加者を出迎えました。

 主催者あいさつで市川善康委員長は「皆さんの行進は、子どもたちに感動と元気を与え、平和を考える良い刺激になっています」と述べ、参加者をねぎらいました。

飯田英樹・桜丘高校教頭が学園を代表してあいさつし、「過去の戦争で、権力によって人生を踏みにじられた人々の思いを、子どもたちにしっかり伝え、皆さんのあとに続くよう育てていきたい」と語りました。

生徒会長の曽田那子さん(高校3年)は「原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さを忘れず、後輩たちに語り継いでいきます」と決意を述べました。

 全国通し行進者と県内通し行進者20人が紹介され、「豊橋に『原爆の火』を灯し続ける会」の萬屋家隆副会長、「東三河を共に歩く会」の長坂圭造・豊橋市職員労働組合委員長があいさつしました。

 11年連続で県内を通し行進する藤山幸男さん(64)=刈谷市=は「70カ国余が支持した『核兵器の人道的影響に関する共同声明』に、被爆国の日本が拒否したのは許せません。原発の再稼働も含め、安倍政権の姿勢が問われます。一人でも多くの人たちに核兵器と原発の恐ろしさを訴えていきたい」と語りました。

 同学園は1989年に市民との共同で、広島原爆の残り火を保存する「平和の塔」を設置し、翌年から毎年平和行進を迎えています。(6月2日)