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「ごんぎつね」の新美南吉生誕100年 記念館がリニューアル

 

 小学校の国語教科書でおなじみの童話「ごんぎつね」の作者、新美南吉(1913年~43年)が今年、生誕100年を迎えます。

 新美南吉の故郷(ふるさと)の愛知県半田市にある新美南吉記念館は生誕100年に合わせて改装。5日にリニューアルオープンしました。童話「手袋を買いに」、「おじいんさんのランプ」の場面が原寸大で再現され、「ごんぎつね」の草稿などがデジタル資料閲覧コーナーで見られるようになりました。

 オープンの5日、祖母と訪れた小学生の竹内美穂さん(8)、竹内菜穂さん(7)の姉妹は「まだ学校で『ごんぎつね』は習っていないけれど、保育園で先生が絵本を読んでくれた」と話し、熱心に童話の舞台模型や人形を見ていました。

 記念館では、南吉の命日の3月22日に「南吉を偲ぶ会」、誕生日(7月30日)前後の7月27日から8月4日まで「誕生祭」など年間を通し様々な催しが開かれます。

 問い合わせは新美南吉記念館 0569(26)4888へ。(1月11日)