ニュース

飛ぶなオスプレイ 出ていけ米軍基地 愛知で沖縄呼応

オスプレイ配備反対・沖縄県民大会に連帯する、あいち行動

 
 
米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの普天間基地の配備に反対する沖縄県民大会に呼応し9月9日、愛知県内各地で集会や宣伝が繰り広げられました。

 名古屋市中区の繁華街では「オスプレイ配備反対・沖縄県民大会に連帯する、あいち行動」がおこなわれました。「命(ぬち)どぅ宝あいち」など県内の平和団体や個人でつくる、あいち沖縄会議の主催。市民ら200人が参加し、集会後「オスプレイ配備反対、米軍基地撤去を」と訴えパレードしました。

 同集会で沖縄の問題に関わる人たちがリレートーク。沖縄県伊江島出身の命どぅ宝あいち代表世話人の小山初子さんは「今年は沖縄復帰から40年になるが伊江島をはじめ沖縄には米軍基地が多く残っている。さらに事故が多発している危険なオスプレイの配備は絶対に認められない。米軍基地撤去の大きな声をあげよう」と訴えました。名古屋市立大学の阪井芳貴教授は「米軍のヘリコプターが墜落した沖縄国際大学に勤務していた。オスプレイが市街地で同様な事故を起こすと大参事になる。沖縄は基地依存の経済や米軍機による騒音・振動など様々な問題をかかえている。多くの人に沖縄の実態を知ってもらい、解決のため運動を」と話しました。

 集会後、参加者は「オスプレイNO!」「辺野古のジュゴンを守ろう」などと書いたボードを手に持ち、「いらない。いらない米軍基地」「試験飛行は中止」などと唱和しながらアピール。通行人の注目を集めました。買い物帰りの女性(45)は「先日もアメリカ南部で事故が起きたと報道されていた。危ない飛行機を日本で飛ばさないでほしい」と話しました。

 参加した篠原省次さん(56)は「野田政権は自民党と一緒でアメリカに『ノー』と言えない。国民でなくアメリカに顔を向けている政治はダメだ」と語りました。

日本共産党宣伝・署名行動

 日本共産党愛知県委員は9日夕、名古屋市内で、もとむら伸子参院選愛知選区候補、八田ひろ子元参院議員らが「オスプレイ配備反対」の宣伝・署名行動をおこないました。(9月11日)