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2012国民平和大行進 名古屋市内2000人超

 

 2012年原水爆禁止国民平和大行進(東京―広島コース)の名古屋市内集中行進と2012ピースアクションが6月10日、同市で行われ、2000人を超す人たちが市内13カ所から、中区の若宮広場まで行進しました。原水爆禁止愛知県協議会、県原水爆被災者の会(愛友会)、コープあいちなどでつくる同行進共同連絡会の主催です。

主催者あいさつした沢田昭二県原水協理事長は「4月にウイーンで15年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備会が開かれた。次回のNPT再検討会議にむけ核兵器廃絶の世論を高めよう」と呼びかけました。

 愛友会の堀三郎副理事長は「昨年から新たに4人の被爆者が原爆症認定を求めて裁判をたたかっている。国の原爆症認定行政を改めさせるため支援を」と訴えました。

 連帯あいさつをした命どぅ宝・あいちの会代表世話人の小山初子さんは「沖縄復帰から40年たったが基地は残り、米兵の犯罪はなくならない。反核・平和運動と沖縄から米軍基地撤退のたたかいを一体で取り組む」と連帯あいさつしました。

 全国2人、県内21人の通し行進者と一緒に初めて参加した女子学生(20)は「核兵器も原発もなくすため、学園や街頭で署名をいっぱい集めたい」と語りました。(6月12日)