自民、公明「歴史的大敗」
第45回衆議院選挙は8月30日投開票され、麻生政権与党の自民・公明両党は歴史的大敗をきっしました。自民党は県内小選挙区のすべてで議席を失い、公明党は比例東海ブロックで議席を減らしました。「自公政権退場の決定的な審判」を呼びかけた日本共産党は比例代表選挙で得票を伸ばし解散前の9議席を維持。愛知県では前回より得票を増やし、比例東海ブロックでは、佐々木憲昭氏の議席を確保しました。同党中央常任幹部会は、民主党への大きな流れのもとでの得票増と現有議席確保は「善戦・健闘」との声明を発表しました。
日本共産党 公約実現へ全力
投票から一夜明けた8月31日、佐々木憲昭衆院議員と、せこゆき子、八田ひろ子両氏は、名古屋市の金山総合駅前に立ち、公約実現への決意を語りました。
東海ブロックの議席を守った佐々木氏は「新しい国会では、削減され続けた社会保障予算を増額します。後期高齢者医療制度は直ちに廃止、75歳以上の高齢者、小学校入学までの子どもの医療は国の制度として無料に、労働者派遣法の抜本改正で労働者を守ります。大企業や高額所得者に応分の負担を求め、ムダな大型開発事業を見直し、国民のために税金をつかいます。引き続き、みなさんのご支持、ご支援をお願いします」と決意を語りました。