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【09.07.01】ハンセン病問題で講演ー元患者とせこ比例予定候補

 日本共産党の、せこゆき子衆院比例予定候補は7月1日、愛知県内の大学の民青班に招かれ、ハンセン病問題で講演しました。元患者の平野昭さん(77)も、自らの体験にもとづいて人権侵害の実態を語りました。

 せこ氏は、「元患者の社会復帰支援策や家族への保障、真相究明など、未解決の問題がたくさんあること、新型インフルエンザ問題で政府が発症者を強制隔離したように、過去の問題ではないこと」を熱く語りました。平野さんは、この間のたたかいを自らの人生に重ねて語り、「せこさんをはじめ、共産党の国会議員は私たちのたたかいを本当に真剣に支援してくれた」と述べました。

 参加者は、「勝訴したのに、今もなお、元患者が自分の子どもに病気のことを語れない偏見差別の深さを感じた」「差別や偏見、強制隔離は政治災害。人の痛みを感じない政治は今も続いている。おおもとから変えなければならないと思った」などと感想を語りました。