日本共産党の八田ひろ子衆院比例予定候補は3日、名古屋市中区の繁華街で、憲法を守る国民的運動を呼びかけました。この日市内で開かれた「市民のつどい」(愛知憲法会議主催)の案内を兼ねて行ったもので、岸野知子、堀一両元愛知県議が参加しました。
八田氏は、衆院で可決した「海賊対処」派兵新法案にふれ、「自衛隊の本格的な武力行使の道を開くもので、憲法違反は明らかです。国際間の紛争は憲法で明記されていように、武力ではなく平和的な話し合いで解決すべきです。戦争の道につながるいかなる動きも許さず、平和憲法を次の世代に引き継ぐため、草の根の運動を大きく広げましょう」と呼びかけました。
八田氏はさらに、巨額の内部留保をかかえながら、派遣切りをすすめるトヨタなど大企業を批判。「企業・団体献金を一円も受け取らない日本共産党の躍進で自民党の悪政をただし、国民みんなが人間らしく生活できる日本を実現しましょう」と訴えました。
若者のグループが拍手しながら声援を送るなど、通行人の注目を集めました。