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【09.04.05】西尾市議会解散 日本共産党市議団(牧野次郎、牧野かつ子両市議) 汚職追及の先頭に

牧野次郎(左)、牧野かつ子両西尾市議
 西尾市長が受託収賄の疑いで起訴された問題で、市長の責任追及、市政改革の先頭に立つ日本共産党が市民の注目を集めています。

 同党の牧野かつ子(65)、牧野次郎(51)両議員が市議会の取り組みをリードしています。日本共産党市議団は2月18日の市長逮捕を受けて、3月議会初日の2月26日、無所属議員と共同で市長の辞職勧告決議案を提案しました。

 これに対し最大会派の自民クラブは「勾留期限を待つべきだ」と反対。市長をかばう態度をとりました。

 3月10日、名古屋地検は市長を起訴。市議会は不信任案可決以前に自主的に辞職することを求める文書を市長に届けましたが、市長は辞職を拒否。

 3月議会最終日の24日、議会は自民クラブの一部議員3名をのぞく賛成多数で市長不信任案を可決しました。

 日本共産党の両議員は「市長は権力を乱用している。利権まみれの市政を変えるために、企業献金を受け取らない日本共産党が市議会に必要です」と支援を訴えています。

 市長は3日、議会を解散。40日以内の市議選が確定しました。