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【08.03.11】空中給油機配備に抗議

航空自衛隊小牧基地は11日、空中給油機の二号機を配備しました。愛知県平和委員会は緊急抗議行動を呼びかけ、30人以上が参加しました。
高橋信理事長は「空中給油機は海外での戦争に積極的に参加できるもの。配備は、戦力保持を禁じた日本国憲法に明らかに違反する行為」と訴え、日本共産党の内藤富江春日井市議は「軍事基地ではなく、安心・安全な県営空港めざしがんばる」と決意をのべました。

同機は午後4時30分、「愛知の空を戦争に使うな」などの抗議のシュプレッヒコールのなか、基地に着陸しました。

抗議集会に先立ち、基地司令に配備反対を申し入れました。基地側は敷地の立ち入りを拒否し、正門を閉めたまま門越しに話すという非常識な対応をしました。

一号機は先月29日に配備されており、2009年までに4機導入の予定です。防衛省はさらに、愛知県や関係自治体とも協議せずに、管制塔、管制機能を09年度中に民間側から基地側移転させようとしており、県営空港の“自衛隊専用空港化”というべき事態が進行しています。