日本共産党の、せこゆき子元衆院議員らは8日、消防団施策の充実について名古屋市と懇談しました。加納利昭消防課長が対応しました。
せこ氏は、消防団の現状を聞くとともに、女性団員用トイレや更衣室の設置、セクハラの防止のための研修など、南区内の消防団幹部や女性団員から寄せられた要望を伝えました。
加納氏は、?小学校区単位で配置(262団)している自治体は全国的に例がなく、市内にまんべんなく配備されている点で理想的。統合・広域化は考えていない?団員の7割がサラリーマンで高齢化し、定員(25人)充足率は90%を割り込んでいるなどの現状を明らかにしました。
消防団連合会が積極的に女性の採用をすすめており、1月現在で245人の女性が登録している、市は団詰め所の建て替えや修繕に上限付きの助成措置を設けており、トイレを2つつくるよう促している、と説明。
せこ候補は、「女性用トイレの設置には補助金の上限を設けないなど、特別な措置を検討してほしい」と要望しました。