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【08.02.6】愛知県陶磁器瓦工業組合と懇談

日本共産党の八田ひろ子元参院議員は6日、三州瓦で知られる愛知県陶磁器瓦工業組合を訪れ、原油高騰の影響や業界の実情について懇談しました。内藤とし子、水野金光両市議も同席しました。
対応した井上昇事務局長は、「燃料費は倍以上に上がっています。住宅着工数の落ち込みや戸建住宅の減少、金属系など、他の屋根材との競争も激しく、瓦の需要はピーク時の半分しかありません。今は、鬼瓦などを使った純和風住宅よりも、付加価値の少ないハウスメーカーの洋風物件が主流。コストは上がっても値上げは困難で、どこも資金繰りが厳しい」と訴えます。また、「原油高騰に対する緊急融資策を行政は打ち出していますが、金融機関から返済能力がないと判断されれば、実際は融資を受けることができません」などの実情も語りました。
八田氏は、「政府に対して、きちんと声をあげていくことが大切です。原油高騰による事態を打開するため、来週、経済産業省と交渉する予定です。みなさんの声をしっかり伝えます」と述べました。