4月16日「愛知民報」
任期満了にともなう小坂井町議選(25日告示・30日投票)が迫りました。日本共産党は、深井とくみ(65)、仲神英雄(63)の現職2人が立候補する予定です。選挙戦は定数14(4減)に16人が立候補を予定する少数激戦の見込みです。
日本共産党同町議員団は就学前までの乳幼児医療費無料を求め、住民と協力して署名を集め、繰り返し議会でも取り上げ、今年度に実現し父母から喜ばれています。
同町の、国保会計は、一般会計からの繰り入れを昨年からやめ、宝飯郡の他の自治体よりも1人あたり1万円以上も高い国保税の負担になっています。その一方で、1億3千万円も「ため込み」があり、同党議員団は「とりすぎている国保税を住民にかえせ」と引き下げを要求しています。
小泉政治のもとで、悪化している住民のくらしを守るのが自治体の仕事だとして、住民の要求実現に全力をあげています。
宝飯郡では2月に一宮町が豊川市に編入合併し、音羽町議会が豊川市への合併を求める決議をあげるなど、一昨年に住民意向調査の結果、破たんしたはずの豊川市との合併問題も再燃しています。
日本共産党は、合併による福祉施策の後退や住民負担増などの不利益を指摘し、住民不在の合併には反対し、住民の意思を尊重するように求めています。
深井(8期)、仲神(6期)両候補ともベテラン議員。議会にはなくてはならない人です。3月議会では日本共産党の議員以外は誰も質問にたたず、地元紙に「異例の事態」と書かれました。「定数が減らされるのに、町にものも言わない議員ばかりでは困る」と、日本共産党の両候補への期待が高まっています。
保守系候補は、地元締め付けを強め、「大丈夫」論で共産党支持の切り崩しも強まっています。深井、仲神両候補を先頭に日本共産党党支部と後援会は、対話・支持を広げ、宣伝に全力をあげています。