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〝再開へ力合わせよう〟党愛知県委員会が知事に申し入れ

「表現の不自由展」問題で大村知事に申し入れる党愛知県委員会の人たち=8日、愛知県庁

 国際芸術祭・あいちトリエンナーレ2019の企画展「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれた問題で日本共産党愛知県委員会は8日、実行委員会会長を務める大村秀章愛知県知事に申し入れをしました。県民文化局の山口智絵子・文化芸術課長らが応対しました。

 須山初美・党県常任委員、鷲野恵子、下奥奈歩の両前県議ら県議選をたたかった人たちが参加。冒頭、党県委員会は河村たかし名古屋市長の発言について、大村知事が記者会見で「一連の発言は憲法違反の疑いが極めて濃厚」と述べたことを支持し、企画展再開にむけ党として力をあわせると伝えました。

 申し入れは▽憲法で保障された表現の自由を守る立場から展示の再開▽不当な権力や脅迫から「表現の自由」と市民の安全を守るために行政として努力を強める―の2項。

 須山氏らは「実行委員会の関係者や県職員らの安全を守るために警察力を使うなど、行政努力を強め『表現の自由』を守る立場を貫いてほしい」などと訴えました。

 山口課長は「必ず知事に申し伝える。全国から様々な問い合わせが殺到していて、職員が一丸となって対応している」と答えました。

(8月9日 しんぶん赤旗)