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命守る政治 今こそ アベ政治告発 各地で行動

要求を掲げてスタンディングアピールする人たち=3日、名古屋市瑞穂区

 「アベ政治を許さない」ポスターを掲げる毎月定例の「3の日行動」が3日、新型コロナウイルスの感染拡大をふせぐため、各地で縮小・時間短縮・少人数で行われました。

 名古屋市瑞穂区では、「安保関連法廃止戦争させない瑞穂区の会」のメンバーら14人が屋外・短時間のスタンディングアピールをしました。

 見崎徳弘共同代表は、「新型コロナウイルス感染防止で大きな集会はできないが、戦争法廃止、『桜を見る会』疑惑、東京高検検事長定年延長問題、森友問題など言うべきことは言わなきゃいけない」と強調。「安倍政権はあらゆるところで国民のほうを見て政治をしていない。アベ政治をストップさせよう。今後も屋外、短時間の街頭宣伝は続けたい」と話しました。

 「アベ政治は許せない」とボードを掲げた尾関雅美さんは「家に新品のマスクはあと6枚。仕事をしている子や高校生の孫にマスクを優先している」と述べ、「景気や収入が落ちている。市民生活支える補償がほしい」と話しました。

 名古屋青年合唱団に所属する和田一成さんは、「5月の音楽会を来年に延期しました。岐阜の合唱団で感染が起きたので、練習は自粛している。市民の文化活動を守っていくためにも、政府は新型コロナ対策にまじめに取り組んでほしい」と語りました。

(4月7日 しんぶん赤旗)