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安心できる年金へ運動さらに大きく 愛知・年金者組合 30周年つどい

 年金者組合愛知県本部は21日、名古屋市昭和区で「結成30周年記念式典&新春のつどい」を開き、500人を超える組合員が参加しました。

 開会あいさつで伊藤良孝委員長は「全国に先駆けて1989年に結成した。組合員は結成時から8倍に増え、8000人近くになりました」と述べ、「年金や生活保護費を削減する安倍政権を倒そう」と訴えました。

 来賓の金子民夫・全日本年金者組合委員長は「独りぼっちの高齢者をつくらない。安心してくらせる年金を求め運動を続けてきた。全国運動の先進県として組合員1万人を達成してほしい」と激励しました。

 日本共産党の須山初美県常任委員が「総選挙で野党と市民の共同を広げ、安倍政権にかわる希望ある政治めざす」とあいさつ。社民党、緑の党東海の代表が参加し、立憲民主党、国民民主党からメッセージが寄せられました。

 愛知年金裁判弁護団の酒井寛弁護士が裁判の経過や意義について報告。組合結成に取り組んだ一ノ瀬正巳元委員長が「30年をふり返って、今おもうこと」と題して記念講演を行いました。

 参加者は、堀田さちこさんらのシャンソン、前進座の渡会元之さんの踊り、コーラスなど各支部の出し物を楽しみました。

(1月25日 しんぶん赤旗)