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改憲発議阻止しよう あいち市民アクションが集会

 安倍9条改憲NO!あいち市民アクションは19日夜、名古屋市東区で、安倍改憲発議阻止、安倍政権退陣へ、これからの運動を考える集会を行い、80人が参加しました。

 パネルディスカッションで、名古屋大学大学院の本秀紀教授は、「安倍政権は、特定秘密保護法や戦争法ときには倒れない体力があったが、今はもうない。ただ、このままではさらに社会がむしばまれる。今こそ、退陣が必要」と強調、その上で、「安倍政権にかわる政権をどうするか、市民が野党に対し『こうしたい』と求め、政策の中身を豊かにすることが大切だ」と語りました。

 俳優の天野鎮雄氏は、「忘れられないこと」として、戦後間もない時期、副読本「新しい憲法の話」について教わったことを回想。あいちトリエンナーレで「表現の不自由展」が中止になったことを踏まえながら、「表現の自由がは基本的人権の保障するものと教わったがそれが壊されようとしている。絶対に許されない」と力を込めました。

 戦争をさせない1000人委員会あいちの浅井昇氏は、これまでの県内の3000万人署名の取り組みや、安倍改憲発議に反対する新署名にどう取り組むかについて語りました。

 会場からの発言では、「世論調査ではいつも、50%以上が安倍改憲に反対している。そのなかに食い込むことが必要」「安倍政権が7年間、何をやってきたか、その検証も必要だ」などの意見があがりました。

(12月23日 しんぶん赤旗)