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名古屋で大門氏と青年らトーク 経済の仕組みわかった

大門氏(中央左)の話を聞く青年ら=8日、名古屋市中区

 「経済の疑問、何でも答えます」―。日本共産党の大門実紀史参院議員は8日、名古屋市中区で行われたトークライブに出席し、参加した17人の青年らと、今求められる経済、財政政策について語り合いました。

 民青愛知県委と、党愛知青年・学生後援会が主催。

 大門氏は、アベノミクスについて「大企業と富裕層をもうけさせただけ。国会では自民党の議員でさえ、景気がよくなるとは思っていない」と強調すると、参加者から驚きの声があがりました。

 消費税10%に関しては、世界では税負担は応能負担が常識であり、日本だけ逆行していると指摘。共産党の国会論戦で、株取引に対する税率が10%から20%に引き上げられたことも紹介し、国民のたたかいで税のあり方は変えられると述べました。

 質疑応答にも一つ一つ回答。「消費税をゼロにすることは可能か」との質問には、「時間はかかるが、可能。5%への引き下げは今すぐできる」、「内部留保への課税はできないか」との質問には、「二重課税となり税の原則を崩す。最低賃金の引き上げなど、多額の内部留保をため込まない仕組みが必要だ」と答えました。

 参加者から「経済の仕組みがわかる話で、2時間があっという間だった」などの感想が寄せられました。

(11月10日 しんぶん赤旗)