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「原発マネー」だんまり 「不自由展」圧力 安倍政権退陣させよう 愛知で緊急宣伝

緊急街頭宣伝に取り組む(左から)島津、本村、須山の3氏=4日、名古屋駅前

 臨時国会が開かれた4日、名古屋市中村区の名古屋駅前で日本共産党の本村伸子衆院議員、島津幸広前衆院議員、須山初美県常任委員が国会報告緊急街頭宣伝に取り組みました。

 国会から駆け付けた本村議員は、安倍首相が所信表明演説で消費税10%増税や「原発マネー」の還流について触れなかったことを批判。「無責任な政治をただしていく」と強調しました。

 9条改憲に固執し、議論を国会に押し付ける安倍首相に対し、「参院選で改憲勢力3分の2が阻止され、審判は下った」と指摘。「改憲ストップ、消費税は5%への減税。この点で一緒に力を合わせて、安倍首相の暴挙を止めよう」と呼びかけました。

 島津氏は、野党共闘をさらに前進させると述べ「安倍政権の強権政治を徹底追及し、改憲断念、退陣するまで追い込む」。須山氏は、あいちトリエンナーレ「不自由展」に触れ、「表現の自由をうばい、文化庁補助金全額不交付など圧力をかける安倍政権から自由を取り戻そう」と訴えました。

 SNSで宣伝を知った女子大学生(22)は、「どの問題でも歴史的な分岐点だと思う。消費税増税はまさに弱い者いじめ。政治を任せても安心できるように野党が連帯する姿をもっと見せてほしい」と話しました。

(10月6日 しんぶん赤旗)