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広島被爆74年 核廃絶願い鐘突き

追悼と平和への願いを込めて鐘をつきます=6日、愛知県あま市

 広島に原爆が投下されて74年の6日、愛知県内各地で「平和の鐘つき」が行われました。

 あま市の実成寺(じつじょうじ)では、年金者組合あま支部が呼びかけ、15人が参加。日本共産党の加藤哲生市議も参加しました。

 原爆投下時刻の午前8時15分にあわせ、追悼の思いを込めた鐘の音を響かせました。

 その後につどいを開き、参加者で交流。じもくじ平和の会の丹波真理さんは原水爆禁止世界大会にふれ、「平和を願う世界の人々が日本に集まっている。唯一の戦争被爆国の日本が核兵器禁止条約に批准しないのはおかしい。条約批准へ世界中と手を取り合って、運動をさらに強めたい」と話しました。

 加藤議員は、「あま市は6年前に平和都市を宣言した。市民一人ひとりの力を結集して、平和の流れを大きくしよう」。と述べました。

 名古屋市中村区、一宮市、犬山市、阿久比町などでも取り組まれました。

(8月7日 しんぶん赤旗)