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命育て守ろう 各地で母親大会

活動交流する参加者=4日、愛知県知多市

 愛知県知多市で4日、第65回愛知母親大会が開催され、1000人以上が参加しました。分科会や講演、バザーなど多彩に取り組み、活動報告など活発に交流しました。

 大会実行委員会の加古秀子代表委員は「自分自身が感じている、おかしいこと、嫌なことを持ち寄り、話し合い行動し、展望を切り開こう」と述べました。

 名古屋大学男女共同参画センターの三枝麻由美准教授が、「世界の動き、日本の動き、ジェンダー平等社会への歩みと課題」と題して講演し、ジェンダー平等後進国の日本社会の特徴、歩みが遅い要因などを説明しました。

 市民連合@愛知の新美加寿奈さん、愛労連の知崎広二議長が来賓あいさつ。活動交流では、愛商連婦人部、愛知年金者組合女性部、愛障協など7団体が報告しました。

 オープニングで、国の重要無形民俗文化財に指定されている「尾張万歳」が披露されました。午前中は、「子どもはロボットじゃない」「地域につくろう子ども食堂」「あなたの周りの外国人労働者」「社会保障と消費税」など21の分科会で学び交流しました。

 参加者は「いのちと暮らしをおびやかす安倍政権からの転換を求める声を大きく広げて、くらし・平和の運動をさらにつくりだしましょう」の大会アピールを採択。「かくも基地も原発もない平和の日本を目指して行動する63項目を決議しました」

(8月7日 しんぶん赤旗)