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海自艦入港拒否せよ 名古屋で平和団体が申し入れ

名古屋港管理組合職員(左側)に申し入れる平和団体の人たち=19日、名古屋市港区

 愛知県の平和団体は29日、海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちよだ」(5600㌧)が名古屋港に入港(6月15日、16日)し、見学会や音楽隊の演奏会が予定されていることから、名古屋港管理組合(管理者・河村たかし名古屋市長)を訪れ、入港を拒否するよう申し入れました。前田功憲港営部長らが応対しました。

 日本共産党の、すやま初美・参院愛知選挙区予定候補、山口清明・前名古屋市議が同席しました。

 申し入れは「名古屋港は日本一の商業港であり、有事の際の軍事基地として利用のないように」とし、①市民や港湾労働者の不安をかきたてる、いかなる軍艦の入港を許可しない②ふ頭を利用した自衛艦の一般公開、とりわけ自衛官募集をおこなわせない―を求めました。

 前田部長は「港湾施設内での隊員募集活動をしないよう伝えている」と答えました。

(6月1日 しんぶん赤旗)