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しもおく県議再選必ず 地域に党の風 安倍政治にカンカン 対話広げる

宣伝する鈴木市議と党支部員ら=10日、愛知県豊橋市

 愛知県豊橋市で日本共産党は、目前に迫った愛知県議選豊橋市区(定数5)で、しもおく奈歩県議の再選を必ずと奮闘しています。

 同区では自民党が現職1人と新人2人を擁立。16年ぶりに3人を公認し議席増を狙います。公明、国民、立憲も1人ずつ立候補を予定。定数5を7人が争い、地元紙も「豊橋選挙区は激戦か」と注目しています。

 党は「権力総動員での〝しもおく落とし〟攻撃に絶対負けられない。厳しさもあるが、安倍政治への怒りの広がりや共闘の発展、前回空白を克服し県政を動かしてきた抜群の実績など勝利の条件はある」と意思統一。16日の田村智子副委員長の演説会を節に、党の風を吹かせ、すべての後援会員に「折り入って」作戦で支持依頼を進め、党勢拡大と一体で担い手を広げぬこうと取り組んでいます。

■ 消費税10%困る

 9日、10日は後半の市議選をたたかう中西みつえ、鈴木みさ子、斎藤ひろむの3人の市議選対ごとに宣伝、訪問、対話・支持拡大などを展開しました。

 訪問では、「消費税増税で仕入れの値段は上がるが、料金にはのせられない。あんたらにきっちり止めてもらわにゃ困る」(自営業の男性)など期待が寄せられ、「増税は大きい。共産党にがんばってもらわないと」という男性が「赤旗」日曜版を購読。「政治に私たちの意見が届かないのが残念。あなたたちのような議員がいなければ変わらない。できることで協力したい」と申し出る女性など協力者も広がりました。

 「高齢者は安倍にカンカンに怒ってます」として共産党と一緒に自民党が強い地域を回りたいと中西市議に手紙を届ける人も生まれています。

 しもおく県議、鈴木市議の地元での宣伝では、通りがかりの人や近くの家を訪ねて対話。党とつながりのなかった人からも「共産主義は嫌いだが打倒安倍でがんばってほしい」「安倍政治をやめさせてほしい。スジを通す共産党に期待」「今の政治はお金を使うところが違う。増税を止めてもらえるならその方がいい。共産党も選択肢に考えています」などの声が寄せられました。

■ 50枚を張り出し

 この間、しもおく県議の地元地域のポスター作戦で、自民党ポスターの家も含め50枚近くを一気に張りだしたり、党事務所近くの自民党員が「赤旗」を購読したりする経験も生まれています。

 稲生俊郎地区委員長は「すべての支部、党員、後援会員の力を結集し、担い手を広げぬいて勝利へむけた諸課題を一気に飛躍させたい」と話します。

(3月15日 しんぶん赤旗)