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地方選・参院選へ熱気 名古屋で井上議員迎え演説会

参加者の声援にこたえる(正面左から)すやま、山口、かのう、井上の4氏=8日、名古屋市港区

 名古屋市港区で8日、日本共産党の井上さとし参院議員を招いた党演説会が開かれました。厳しい寒さの中、多くの人が参加し、統一地方選、参院選、県知事選勝利の熱気に包まれました。すやま初美参院選挙区予定候補、かのう美恵子県議予定候補、山口きよあき市議も訴えました。

 井上氏は、同日未明の強行採決について「安倍政権はタガが外れている。国民にも知らせず、国会でまともに議論をしない。数の力で強行するばかりだ」と批判。「県知事選、地方選、参院選と連続する3つの選挙で勝利し、安倍政権の暴走に審判をくだそう。党の躍進が消費税増税、改憲のストップへの大きな力になる」と呼びかけました。

 すやま予定候補は「外国人技能実習制度、障害者雇用など安倍政権は個人の人権侵害を繰り返している。あきらめや分断を持ち込ませず、粘り強くたたかおう」と訴えました。

 かのう予定候補は「大村県政は大型事業優先で、県民に格差と貧困を広げてきた。弱い立場の人の声も議会に届けたい」。山口市議は「名古屋城天守閣木造化、カジノ誘致よりも防災・福祉が最優先に」と語りました。

 先月入党した派遣労働者の男性(39)は、「若い人にも共産党の値打ち知ってほしい。自分にできることは何でもやりたい」と話しました。

 同日、井上議員とすやま予定候補は同日、南区の党演説会にも参加し、高橋ゆうすけ市議とともに訴えました。

(12月11日 しんぶん赤旗)