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核兵器廃絶・平和願い鐘突き 6日8時15分に愛知県各地で

原爆犠牲者を追悼して鐘をつく人たち=6日、名古屋市中村区

 広島に原爆が投下されて73年の6日、愛知県内各地で「平和の鐘つき」がありました。

 名古屋市中村区の西祐寺では年金者組合中村支部が「平和のつどい」を開き、約30人が参加。原爆投下時刻の午前8時15分から鐘をつき、原爆と戦争の犠牲者に黙とうしました。日本共産党の藤井ひろき市議も参加しました。

 年金者組合の伊藤謙三支部長は「十数年続いているが、今年は核兵器禁止条約の署名・批准が各国で始まり、朝鮮半島の非核化など新しい情勢の中で開かれる。核兵器廃絶、安倍9条改憲反対の運動を強めよう」。僧侶の廣瀬努さんは「真宗大谷派は戦争に協力した反省に立ち、再び戦争をしてはならないと不戦宣言をした。全国津々浦々から核廃絶の声をあげていこう」と訴えました。

 毎年参加している男性(84)は「被爆国なのに核禁止条約に参加しない安倍政権は世界の恥だ」と語りました。

 一宮市萩原町の正瑞寺(しょうずいじ)では、萩原9条の会の呼びかけで鐘つきがおこなわれ、共産党の板倉まさふみ県議予定候補らが参加しました。岡崎市、碧南市、あま市などでも取り組まれました。

(8月8日 しんぶん赤旗)