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辺野古新基地反対コンサート 音楽の力で平和守る

 「沖縄の貴重な自然を守ろう」、「平和とジュゴンを守ろう」と24日、名古屋市中区で「辺野古新基地反対コンサートin名古屋」が開かれ、述べ200人の市民が参加しました。愛知県内の沖縄県出身者や米軍辺野古新基地建設反対運動をしているミュージシャンらが「音楽を通じて支援を」と実行委員会をつくり、2015年6月から年4回おこない、12回目です。

 今回はシンガー・ソングライターの五島良子さん、沖縄出身の大城節子さん、八竜リバティーバンドなど17のグループ・個人が出演しました。

 開会あいさつで実行委員長の浅野義高さんは「辺野古の海と高江の自然を壊してはいけない。様々な困難に屈せず、音楽を通して運動を広げていこう」と訴えしました。

 歌声を響かせた五島さんは「安倍政治のひどさに数年前から怒りの声をあげています。みんなの力で安倍政治を変えましょう」。大城さんは「『あきらめない』の言葉を忘れずに行動したい」と語りました。

 出演2回目の「琉球の風」は5年前に医療関係者で結成したサークルです。メンバーの看護師は「好きな歌で『平和や憲法、沖縄』のことがアピールできてよかった。基地建設が中止になるまで出演を続けたい」と話しました。

 次回のコンサートは6月17日(日)正午から名古屋市中区の「もちのき広場」で予定しています。

(3月28日 しんぶん赤旗)