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大幅賃上げ勝ち取ろう 名古屋で春闘勝利へ決起集会

 名古屋市中区で15日夜、18春闘勝利に向けた労働者決起集会が開催され、スーツ姿や仕事帰りの労働者ら350人が参加しました。愛労連と愛知春闘共闘委員会の主催。

 榑松佐一愛労連議長は「大企業がため込んだ内部留保は400兆円を超え、政府が賃上げを口にする非常事態のなかの春闘。14日の大企業集中回答では軒並み低額回答だった。全労働者、社会全体の大幅賃上げを勝ち取ろう」と呼びかけました。

 知崎広二愛労連事務局長が情勢報告。「佐川前理財局長、安倍昭恵首相夫人を証人喚問し、森友問題をはっきりさせ、内閣総辞職を求めよう。これからが春闘の本番。どの職場でも昨年より多い回答を勝ち取ろう」と話しました。

 各組織から決意表明。検数労連は「一律2万円のベアを要求し、長時間労働是正に向けた労使共同アピールを求めている」。医労連は「ある病院では非正規職員はボーナスも定期昇給もなかったが、昨年は寸志を勝ち取った。今年も一緒にたたかい、処遇改善勝ち取る」など訴えました。

 参加者は、「8時間で暮らせる賃金、無期雇用転換ルールの活用など働くルールを確立し、安倍9条改憲反対3000万人署名を広げ、安倍暴走政治をストップさせよう」と集会決議を採択し、「がんばろう」と三唱。「大幅賃上げ勝ち取ろう」「安倍内閣は総辞職しろ」とコールし、繁華街をデモ行進しました。

(3月17日 しんぶん赤旗)