ニュース

「原発ゼロに」「子に安心未来」各地で集会・宣伝

 東日本大震災・福島原発事故から7年目の11日、各地で原発ゼロをめざす集会や宣伝が行われました。

 名古屋市中区の栄公園では「原発ゼロナゴヤアクション」が開かれ、約400人が集まりました。広範な市民らでつくる同アクションの主催。

 集会では、原発事故避難者の会・愛知、高浜原発40年廃炉名古屋訴訟の原告と弁護団、子どもたちに安心な未来を手渡す会がリレートーク。福島県伊達市から避難してきた岡本早苗さんが「県内避難者の繋がりを強めようと4カ月前に会をつくりました。私たちの願いは、命と健康が守られる、ふつうの暮らしを取り戻すことです」と訴えました。

 政党からは、日本共産党の本村伸子、立憲民主党の近藤昭一、吉田統彦の各衆院議員、社民党の平山良平県連副代表、自由党の田中良典県連代表が連帯あいさつ。本村議員は「野党4党で原発ゼロ基本法案を国会に提出しました。市民と野党の共同の取り組みの成果です」と述べました。

 地震発生時の午後2時46分に参加者全員で黙とう。黙とう後、軽快なドラムや吹奏楽器の演奏とともにデモ行進しました。

 何度も被災地ボランティア支援に参加した猪川恵理子さん(65)は「国民の声を無視する安倍首相を辞めさせねばいけない」と語りました。

 愛知県内では20カ所以上で原発ゼロめざし集会や宣伝が行われました。

(3月13日 しんぶん赤旗)