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安倍政権 暴走止めたい 愛労連「春闘 地域総行動」署名呼びかけ、デモ行進

 「安倍9条改憲反対! 労働法制改悪反対!」。愛知県労働組合総連合(愛労連)の呼びかけた「2018春闘 地域総行動」が22日、県下各地で繰り広げられました。

 早朝宣伝では、24の地域労連が117駅で「8時間労働でふつうに暮らせる賃金を」を訴えました。

 国会では、安倍首相が裁量労働制の拡大を訴える際に使っていたデータがウソであることが発覚。「働き方改革」一括法案の前提が崩れたにもかかわらず、ごり押ししようとしている安倍政権に批判の声が集中しています。

 名古屋市港区では、朝6時半から出勤する港湾労働者や会社員にアピール。午後からは、区役所や税務署などの要請行動、駅前などで安倍改憲ノー3000万人署名を呼びかけました。夜には、公園で港区民総行動決起集会を開催し、その後デモ行進しました。この日はのべ160人が参加。3000万人署名が122人分集まりました。

 決起集会で、港地区労の彦坂伸良副議長は「労働法制の改悪に反対し、戦争させない憲法擁護を確実に実行しよう」と呼びかけ。新婦人の代表は「3000万人署名の手ごたえはすごい。どんどんやりたい」と報告。港民商は「消費税10%増税がやられたら大変、絶対に阻止したい」と決意表明。民間や公務員の労働者は「まともな賃上げ・雇用で地域活性化、くらしを守る共同を広げよう」と訴えました。日本共産党の山口清明市議が連帯あいさつしました。

 デモ行進では、ちょうちんや横断幕を掲げて「安倍9条改憲反対」「労働法制改悪するな」「名古屋港を軍事利用するな」などコールしました。

 東三河地域では、東三河労連の9組合41人が駅前9カ所で早朝宣伝。組合加入を呼びかけ、「残業代未払い、パワハラはすぐ相談を」と1時間の行動でのべ3300枚のチラシを配布しました。

(2月25日 しんぶん赤旗)