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改憲発議させない熱気 愛知に「市民アクション」

 全国市民アクションに呼応した「安倍9条改憲NO!あいち市民アクション」が17日、名古屋市熱田区でキックオフ集会を開催。市民ら600人以上が参加し、会場は熱気に包まれました。

 同アクションの呼びかけ人には、ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英氏や元名古屋高裁裁判長の青山邦夫氏など著名人が名を連ねています。呼びかけ人の森英樹・名古屋大学名誉教授があいさつで「どの世論調査でも改憲反対は過半数を超えている。改憲発議阻止に向けて行動あるのみ」と話しました。

 県内各地の3000万署名の取り組みが報告され、昭和区市民アクションの神田充さんは「これまでに1346人が協力してくれた。命を守るために全国一緒になって奮闘しよう」。千種名東アクションの黒田二郎さんは「7万3千人の目標達成に向けて頑張りたい」。県平和委員会青年学生部の近藤和美さんは「多くの若者と一緒に署名に取り組み、絶対に成功させたい」。立憲民主党の近藤昭一、日本共産党の本村伸子両衆院議員が連帯のあいさつを述べました。

 全国市民アクション呼びかけ人の精神科医・香山リカ氏が講演。「改憲勢力の心理作戦に負けず、希望を持って、正しいと思うことを続けてください」と語りました。

(12月18日 しんぶん赤旗)