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改憲勢力に国民的審判を 名古屋で小池晃書記局長が訴え

 日本共産党の小池晃書記局長は6日夕、名古屋市・名古屋駅前で街頭演説し、総選挙で比例を軸に「市民を絶対に裏切らない、ぶれない共産党」に対する熱い支持を広げに広げ、東海比例では現有2議席から3議席以上へと必ず躍進させようと力いっぱい訴え、もとむら伸子=前=、大野ひろみつ両比例予定候補、小選挙区予定候補らと手を掲げると聴衆の歓声に包まれました。

 駅前には、雨をついて多くの聴衆が駆けつけました。小池氏は、立憲民主党の枝野幸男代表が、安倍政権打倒の大義のもとに全国で野党候補者の一本化を進めた苦労に敬意を表明していることを紹介。愛知では同党候補が立候補する1区、3区、5区で共産党が立候補を取りさげて一本化したと報告し、1区での立候補を取りさげ、比例候補としてたたかう大野予定候補に「心から感謝します」と表明すると温かい拍手に包まれました。

 もとむら、大野の両東海比例予定候補が力強く決意を表明。もとむら氏は「日本共産党が憲法改悪の発議を阻止する歴史的な使命を果たしたい。議席を必ず増やし戦争する国づくりにストップをかけたという選挙にしていこう」と訴え、大きな歓声に包まれました。県内小選挙区予定候補が決意を語りました。

 市民連合@愛知の新美加寿奈さん、青年後援会の古川大暁さんが応援スピーチ。新美さんは「市民と野党が共闘し権力を私物化する与党や補完勢力とたたかいたい」と呼びかけました。

 小池氏は、戦争法を強行した安倍自民党が総選挙の公約に憲法への自衛隊明記を盛り込んだのに対し、「希望の党」も「憲法9条をふくめて憲法改正論議を進めます」と公約に掲げたと指摘し、「安倍政権とその応援団による9条改悪は許さない。この一点で国民的審判を下そう」と呼びかけると、ガッツポーズをする女性の姿も。

 小池氏は、被爆2世として、戦争で命と尊厳を奪われた人びとの思いを胸に戦争法反対の堂々たる国会論戦を繰り広げてきたもとむら候補、若者と一緒に原発なくせの運動の先頭に立ってきた大野予定候補を国会に押し上げ、共闘前進の原動力である共産党を躍進させようと訴えました。

(10月7日 しんぶん赤旗)