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「平和の波」動く〝核兵器禁止条約参加の政府を〟

 国連本部で核兵器禁止条約への各国政府の署名が始まった20日、愛知県内では「平和の波」行動が20カ所以上で取り組まれ、各地で署名宣伝やスタンディングが行われました。

 春日井市のJR春日井駅前では「ヒバクシャ国際推進春日井連絡会」の15人が、「核廃絶を世界に発信」、「日本政府は条約に入れ」と書いたプラカードを掲げ、乗降客にヒバクシャ国際署名の協力を呼びかけました。

 連絡会世話人の西岡久男・市平和委員会事務局長らがリレートークし、「ヒバクシャ国際署名が国連での核兵器禁止条約採択の大きな力になりました」、「日本政府はアメリカの核の傘が必要と参加していません。みなさんの署名が日本政府に対し、署名・参加を迫る力になります」と訴えました。

 署名をした男子高校生(18)は「友人の祖父が広島で被爆したと聞いています。修学旅行で広島にも行きました。核兵器や戦争のない世界にしたいです」、篠原尚美さん(64)は「来月には総選挙が予定されています。安倍さんに代わって条約に参加する政権になってほしいです」と話しました。

 尾張旭市では、「原爆と人間」パネルを展示して12時間ロングランの署名宣伝。阿久比町では「ヒバクシャ国際署名阿久比の会準備会」が宣伝しました。

(9月23日 しんぶん赤旗)