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全国同時「安倍やめろ」名古屋で市民・青年500人行進

 
 全国各地で9日、「安倍はやめろ」の声がわきおこりました。安倍政権による国政の私物化に怒る市民有志が連絡を取りあって呼びかけたもの。賛同は全国に広がり、少なくとも北海道、東京、愛知、大阪、和歌山、愛媛、福岡で、デモや集会、スタンディングが行われました。

 名古屋市では9日、市民や青年約500人が栄の繁華街をデモ行進し、「安倍はやめろ」と声を上げました。

 デモを沿道から見ていた碧南市の会社員の男性(46)は、「憲法を壊し、市民に対して『こんな人たち』と言うような安倍政権はあまりにもひどすぎる。辞めてもらいたい」と語りました。

 事前集会では市民と野党がスピーチ。

 大学4年生の男性(21)は「安倍政権には退陣してもらう他ない。自由と権利、民主主義を守るために主権者の僕たちが声を上げましょう」。障害者施設で働く男性(36)は「誰もが暮らしやすい社会を残すために安倍政権は退陣を」。全国ネットママの会@愛知の天野光子さん(41)は、「都議選で自民党は大敗した。安倍政権を終わらせるため、次は市民と立憲4野党で受け皿をつくっていこう」と呼びかけました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員は、沖縄の辺野古新基地建設、核兵器禁止条約への不参加、憲法9条改悪など「国民の願いに背き続ける安倍政権を絶対に許すわけにはいかない。安倍政権退陣へ市民と野党で力を合わせて頑張り抜く決意です」と訴えました。

 民進党の近藤昭一衆院議員は「なんとしても市民と立憲4野党が力を合わせ安倍政権を押し返そう」と訴えました。同党の山尾志桜里衆院議員からメッセージが寄せられました。

 自由党県総支部連合会の田中良典代表、社民党の平山良平県連副代表が参加しました。