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中野比例予定候補囲み「子育てゆんたく」

   日本共産党愛知県委員会は24日、名古屋市内で中野たけし衆院比例予定候補を招き、「子育てゆんたく」(沖縄の方言でおしゃべりの意味)を開き、子ども連れの5家族が参加しました。参加したママやパパは軽食を取りながら子育ての悩みや子育ての関わる政治や社会について語りあいました。

 ママたちで話題になったのはワンオペ育児の問題です。仕事で父親の帰宅が遅くなり、毎日、母親が一人で子どもたちをお風呂に入れないといけない家庭が多くあります。

 参加者からも「子どもたちの体を拭いてパジャマを着せないといけないため、コンディショナーを髪につけたまま流すのを忘れてお風呂から上がったことが何度もある」、「一週間は自分の髪を洗えないのが常態化している」など切実な声が出されました。

 小学生を育てている中野さんは「党の地区委員会に勤務している時はベテラン党員の協力を得て休日とは別に一週間に一度早く帰宅する日を必ずつくりました。夕飯を家族いっしょに食べました。妻も働いているので、子どもが急病になった時は私が休みをとって対応することが多かったです」など子育ての経験を話しました。

 中野さんは「父親がどれだけ『「子育てに関わりたい』と思っても働かせ方が変わらなければ関われません。政治を変えて子育てと仕事が両立できる社会する必要があります」と強調しました。

 名古屋市の小学校給食調理の民間委託や給食費無料化など子どもの貧困にかかわる問題などについても話題になりました。

 「子育てしていると家では新聞はもちろんテレビも見られない。政治のことが気になってはいても情報から遠ざけられる。共謀罪の採決も朝になってわかった」などの悩み、子連れでも参加できる学習会の開催などの要望も出されました。

(6月30日 しんぶん赤旗)