ニュース

地場産業守り住み続けられる町を 南知多町議選迫る

 
 愛知県南知多町議選(定数12)が20日告示(25日投票)されます。日本共産党の新人、内田たもつ予定候補(64)は「安心して住み続けられる町を」と、勇退する山下せつ子議員の議席確保へ全力をあげています。選挙戦は有力15人が立候補を予定する激戦の様相です。

 同町は古くから農漁業と観光が主要産業です。農漁業を切り捨ててきた自民党政治のもとで同町の農漁業・観光は低迷し、人口減少と高齢化が進んでいます。安倍政権の社会保障制度改悪などの悪政のなか、子育て支援や高齢者施策の充実が住民の切実な願いとなっています。

 党が今年実施した町民アンケートに200通近くの回答がありました。「中学、高校と子どもが大きくなるにつれ教育費の負担が大変」、「年金が下がる一方で、国保税や医療費が高くて大変」、「後継者不足など漁業の不振は著しい。魚値安定へ支援策を」など町民の切実な願いが書き込まれています。

 党議員は町民と力を合わせ、18歳まで医療費無料、高校生の通学定期の軽減、高齢者の配食サービス実施などを実現しました。

 南知多町で生れ、同町で35年以上にわたり教員を勤めてきた内田候補は「子どもからお年寄りまで、誰もが住んで良かったと実感できるまちづくりに全力をあげます」と訴えています。

 ▽小中学校の給食費無料化▽世帯あたり国保税の2万円引き下げ▽世帯第3子の保育料無料▽防災対策の充実▽農漁業・観光の地場産業振興▽憲法を守り、暮らし、福祉充実―などの公約を掲げています。

(6月13日 しんぶん赤旗)