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受験生励まし対話 民青愛知県委が宣伝

 
 民主青年同盟愛知県委員会は日本福祉大学の入学試験に合わせて3、4両日、最寄り駅の名鉄知多奥田駅前で受験生を激励する宣伝を行いました。学生同盟員など10人以上が参加し、試験を終えた受験生50人以上と対話しました。

 受験生に「大学生活で気になることはありますか」「安倍首相やトランプ大統領をどう思う?」などのアンケートを呼びかけました。女子受験生は、「資本主義は限界に来ていると思います。格差も広がってるし、貧困問題にも興味がある。資本主義の弊害を補うのが福祉だと思うので受験しました」と話しました。「海外に興味があるし、留学もしてみたい。シールズの報道を見てデモに興味があった。安倍首相は国民投票もしないで、勝手に武力を使うのはよくないと思う」と語る女子受験生もいました。
 「勤めていたブラック企業を退職しました。残業代も出なくて、土日出勤も当たりまえ。もう一度勉強して、教師になりたい」と話す男性もいました。
 「友達ができるかな」という不安や、「奨学金を借りるから返済が不安、ブラックバイトも心配。学費や奨学金制度を変えられるならなんとかしたい」、「政治や社会の仕組みを学ぶのは大事だし、おもしろそう」などの声も噴出。受験生4人が加盟しました。

 古川大暁県委員長は、「世界中で政治や社会が大きく動くなかで、民青の運動や学習が受験生とかみ合う情勢になっている。要求にこたえられるような学習会や新歓を開いていきたい」と話します。
(2月7日 しんぶん赤旗)