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「共謀罪」市民を監視 反対の宣伝行動

 秘密保全法に反対する愛知の会は12日、名古屋市中区の繁華街で戦争法(安保法制)廃止、新「共謀罪」法案(組織犯罪処罰法改正案)反対の宣伝行動に取り組みました。

 参加者は「戦争をさせないために 集団的自衛権と秘密保護法をやめさせよう」と書いた横断幕を掲げ、「安倍内閣の暴走を止めよう」と書いたビラを配布しました。

 リレースピーチで戦争法廃止、自衛隊の南スーダンからの撤退を訴えるとともに新「共謀罪」法案について「過去に国民の強い批判で廃案になった『共謀罪』と内容は同じ」「組織犯罪集団の定義が不明確。会社や労組など普通の市民団体も監視・捜査の対象になる」、「新共謀罪法案を安倍内閣は20日召集の通常国会に提出を狙っている。提出させないよう運動を広げよう」と訴えました。

 ビラを受け取った男性(67)は「怖い内容の法案だな。戦前のように言論が抑圧されかねない」と語りました。
(1月14日 しんぶん赤旗)