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最低賃金千円以上求める 愛労連がロングラン宣伝

 
 愛知労総組合総連合(愛労連)は11日、中央最低賃金審議会(14日開催)を前に名古屋市中区栄で、最低賃金時給1000円以上を求めるロングラン宣伝を行いました。

 組合員らのべ32人が参加。榑松(くれまつ)佐一・愛労連議長がマイクを持ち、県の最賃は820円だが、愛労連の調査で若者が独立するためには年収270万円(時給1300円)以上が必要だと報告。「早く全国一律1000円以上にして、1500円をめざそう」と話しました。
 3時間の宣伝で、署名が76人、適正な賃金を問うシール投票には103人が応じました。時給1300円が適正だと答えた女性は「介護で働いていますが、低賃金を理由に男性が長続きしません。賃金を挙げて、男性が働き続けられるようにしてほしい」。女子中学生2人は、「820円じゃ働きたくない」「これで生活してる人は絶対余裕がない」と話し、1000円に投票しました。
(6月14日 しんぶん赤旗)