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民意無視の政権に審判を 全国いっせい宣伝

 
 「さあ参院選へ」――。日本共産党が全国いっせい宣伝にとりくんだ1、2の両日、たけだ良介参院比例予定候補は愛知県で、すやま初美参院選挙区予定候補や地方議員とともに、野党共闘の成功と日本共産党の躍進を訴えました。若者の激励が相次ぎました。

 たけだ予定候補は2日早朝、通勤、通学の人が行き交う名古屋駅近くの交差点で月東義博衆院愛知5区予定候補とともに宣伝。共産党が安倍暴走政治と対決し、市民とともに政治を動かしてきたと述べ、経済失政の責任を世界に転嫁する安倍首相を批判。消費税に頼らない経済政策を提案している共産党を躍進させてほしいと訴えました。
 女子大学生(19)は「消費税増税の延期はいいと思う。お金持ちから、もっと税金を取って、延期でなく廃止したらいいと思う」。金融会社に勤める男性(36)は「安倍首相の『三本の矢』は完全に的が外れ失敗。2年半後も日本経済は低迷したままだと思う」と話しました。
 豊橋市内では串田真吾衆院愛知15区予定候補、下奥奈歩県議、豊橋市議団らと宣伝。車の窓を開け、手を振りながら「自民党を負かして」「期待しているよ」など激励が相次ぎました。たけだ予定候補の訴えを立ち止まって聞いていた男性(71)は「安倍首相は年金を減らすなど、俺たち弱い者の声を聞かない。お灸をすえるため共産党にがんばってもらいたい」と言いました。

 党県委員会は2日間で駅頭やスーパー前、住宅地など200カ所以上で宣伝。日進市では就職活動中の女子学生と対話になり「選挙に行くけど、何を基準に選んでいいのか」と迷っている様子。「しんぶん赤旗」宣伝紙を見せると「戦争はダメですね。戦争法に対する態度で投票策を決めます。がんばってください」と話し、宣伝紙を大切そうにかばんに入れて行きました。
 大口町では、下校中の高校生に若者向けパンフ「JCPマガジン」を配布。「僕にも下さい」と声をかける男子生徒、「奨学金に関心がある」と熱心に読む女子生徒など約50人がパンフを受け取りました。
(6月3日 しんぶん赤旗)