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高校生ら次つぎ訴え 「戦争は絶対いや」

 
 「戦争法すすめる首相はやめろ」「戦争法は今すぐ廃案」―。愛知県内の青年らが21日、名古屋市中区で「ストップ イット アベ・名古屋アクション」を開き、繁華街に怒りの声を響かせました。昨年の戦争法強行後の10月、12月に続き3回目です。

 パレードに先立つ、リレートークで高校2年の男子高校生は「戦争は絶対いや。野党が選挙協力することはうれしい。参院選では投票権がないけれど、同級生らに戦争法反対の党に投票するよう言う」と話しました。
 試験のため参加できなかった高校1年の女子生徒は「安倍首相は『戦争法ではない。国民を守る安保法制だ』と言うが、いろいろ勉強し、考えれば考えるほど戦争のための法律だと思います。廃止のため共にがんばりましょう」とメッセージを寄せました。
 名古屋市千種区の女性(26)は「安倍政権は来年から消費税10%増税しようとしている。社会保障費を削って、軍事費を増やすのは許さない」。介護施設に勤める男性(31)は「軍事費を介護施策の充実に回せ」と訴えました。

 宣伝後、参加者は「誰も殺すな」「戦争止めろ」と書いたボードを掲げ、ドラムやかねを打ち鳴らしながら歩き、沿道の商店や買い物客に戦争法廃止をアピールしました。
(2月23日 しんぶん赤旗)