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野党共闘がんばれ 戦争法廃止、青年らがナゴヤアクション

 
 安倍政権の退陣と戦争法廃止、野党共闘を訴える青年らが23日夜、名古屋市中区で「ストップ・イット・アベ・ナゴヤアクション」をおこない、50人が参加しました。

 アクションのメンバーは、安倍政権は国民を口のない機械のように扱っていると批判。「来年夏の参院選で『野党は共闘』と市民から声が上がっている。主権者である国民の手で立憲主義、平和主義を取り戻そう」と訴えました。

 リレートークでは、教育を学ぶ大学3年の女性が「安保法制を知れば知るほど危険性がわかった。色々な立場の人と議論を深めていきたい」。アルバイトの女性(27)は「自分たちの声で政治を動かせる希望が見えた。戦争法が可決したからこそ、野党は結束しなければいけない」。市内の診療所に勤務する長尾憲太さん(22)は「国民は政治家の言いなりじゃない。政治家に言うことを聞かせないといけない」と語りました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員、民主党の近藤昭一衆院議員が参加し、社民党の吉田忠智党首からメッセージが寄せられました。

 集会後、参加者らは雨のなか「野党共闘、年内決着」「野党はがんばれ」とコールし、繁華街を行進しました。

 9月19日に国会前デモに参加した女性(26)は「野党が共闘しないと安倍政権には勝てない。さらに大きな市民の後押しが必要」と述べました。

(12月25日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)