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戦争法案”廃案これから正念場” 区民祭り参加者に訴え 瑞穂区

 
 名古屋市瑞穂区で1日、「やめて!戦争法案瑞穂区の会」が「瑞穂区民まつり」の会場前で祭りの参加者らに宣伝しました。15人が参加しました。

 宣伝で共同代表の三崎氏らは、「安倍政権は、国民の大きな反対の声にたじろぎ、衆議院で強行採決したものの、私たちの声に追い詰められている。これからが正念場。暑い日が続くが負けずに廃案に追い込もう」と強調。また、戦時中B-29爆撃機が墜落したことも紹介され、爆撃機が飛び交う空にしてはいけないと訴えがありました。

 宣伝参加者らは戦争法案反対の横断幕を持ち、自由法曹団が作成したチラシを配布しました。祭りには高校生の参加も多く、チラシを受け取った高校生からは「がんばってください」と声がありました。

 祭り会場には自衛隊のブースが設置され、73式小型トラックや迷彩服が展示され、自衛官募集のパンフレットが置かれました。同会に所属する田中知道さん(瑞穂区平和委員会事務局長)は「平和な区民生活の中で開催されるはずの区民祭りに、自衛隊のPRはふさわしくない」と述べました。

(8月5日)