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市民・住職・教授・弁護士が反対 戦争法案

新豊田駅前に大集合

 
 トヨタ自動車の本社がある愛知県豊田市で24日、帰宅中の会社員で行きかう新豊田駅前広場で戦争法案反対の一点での集会が行われました。住職、牧師、元小中学校校長、弁護士、大学教授ら約200人超が「戦争いやだ」と声をあげました。集会実行委は「豊田でこんなに集まったのは初めてではないか。集会後のデモ行進で飛び入り参加の市民も目立ち、もっと膨らんだ」といいます。

 政治的な集まりには参加したことがないという男性(30)は妻と子ども2人でデモ行進。「安倍さんは新国立競技場で国民の声を聞いて白紙に戻したといいながら、なぜ安保法制に反対する国民の声は聞かないのか。筋が通ってない」と憤ります。子連れの30代女性は「子どもを戦場に送って人殺しさせたくない」と語ります。

 集会は大学教授や本村伸子衆院議員ら5氏がリレートーク。子ども3人を連れた女性(33)が「難しいことは分かりませんが、未来の世代に争いのない幸せな世界を残したくて…」と声を詰まらせながら訴えると大きな拍手に包まれました。

 本村議員は「国会までは連日、10代20代の若者が立ち上がっています。廃案に追い込むため圧倒的な世論で包囲しましょう」と呼びかけました。

 大村義則、根本みはる両共産党市議も参加しました。

(7月26日)