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超党派 コール 本村議員音頭 戦争法案廃案に

 
名古屋街頭演説

 日本共産党、民主党、社民党、新社会党の超党派で戦争法案に反対する街頭演説が25日、名古屋市栄で行われました。日本共産党の本村伸子衆院議員の音頭で聴衆聴衆100人超が「民主主義って何だ♪憲法守れ」とコールを響かせました。主催は憲法と平和を守る愛知の会。

 訴えたのは、本村議員のほか、民主党の近藤昭一衆院議員、社民党愛知県連合の山登志浩代表(江南市議)、新社会党県本部の保田泉委員長。

 本村議員は「衆院の委員会採決時、すぐ目の前にいた自民党議員に『憲法を壊さないでください』と声からして訴えても聞く耳を持たず強行されてしまった。それでもシールズという若者たちの行動が国会を包囲してあきらめないでたたかっています。参院で必ず戦争法案を廃案に追い込みましょう」と訴えました。

 近藤議員は「違憲の法律を数の力で強行するのは許せない。自民幹部は、抗議はたいしたことないかのように発言しているが、とんでもないことだ」とのべました。

 本村議員が「シールズにならってコールをしたい」と呼びかけ。他党議員や聴衆と一緒に「集団的♪自衛権は♪いらない」と、こぶしを振り上げながらコールしていると、高校生が立ち止まったり、若者がスマホで写真を撮るなど注目を集めました。

 街頭演説と同時に行われた署名行動では、障害児関係の仕事をしている20代の女性が署名。豊川市の女性(64)は「自衛隊が世界じゅう行けるようになるのはおかしい。自分の子ども(20代)にも『人を殺すような人間になってほしくない』と話している」と言いながら一筆したためました。

(7月28日)