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戦争を防ぐのは人間 平和願い母親大会

 
 愛知県安城市で19日、第61回愛知母親大会が開かれ、1300人が参加しました。

 主催者あいさつで、代表委員の安藤のり子さんは、「戦争法案は国民がいつか来た道を思い起こさせる。憲法の大切さを改めて感じてほしい」と話しました。

 全体会では愛知大学の長峯信彦教授が「今こそ輝け、日本国憲法!安倍政権の戦争法制と歴史的『今』における私たちの責任」と題して記念講演し、「戦争というのは自然発生的に起こるものではなく、貧困、大失業、経済破綻など非軍事的な理由から発生します。まさに人為的災厄であり、それを防ぐのは人の努力です。軍事力でどうにかしようとするのは、甘えであり怠慢です」と語り、大きな拍手が沸き起こりました。

 各団体の活動報告で、「慰安婦」問題早期解決を求める会、新婦人愛知県本部、愛商連婦人部、愛労連婦人協、愛保協の代表が報告しました。

  全体会に先立ち、「憲法と女性の人権」「教科書問題」「安倍内閣の社会保障改悪」などをテーマにしたシンポジウムなど19の分科会が開かれました。

 全体会終了後、スローガンや「平和な未来を子どもたちへ!」と書かれた横断幕を掲げ、市内をパレードしました。

(7月23日)