ニュース

名古屋港 自衛艦入港拒否して 新しい党県議団・市議団 管理組合に要請

 
 海上自衛隊の横須賀を母港とする潜水艦救難母艦「ちよだ」(3650トン)が24日から27日まで名古屋港に入港し、一般公開が予定されています。

 先の愛知県議選、名古屋市議選で躍進した日本共産党の愛知県議団(鷲野恵子団長)の2人、名古屋市議団(田口一登団長)の12人の全員がそろって21日、名古屋港管理組合(管理者・河村たかし名古屋市長)を訪れ、入港を拒否するよう申し入れました。

 潜水艦救難母艦は、潜水艦の軍事作戦を支援する艦艇で、魚雷や燃料の補給、乗組員の休養宿泊施設を備えています。25,26日にガーデンふ頭で一般公開されます。

 申し入れでは、自衛艦の入港が昨年2月の掃海艇、10月の砕氷艦と相次いでおり、「名古屋港の軍事利用を既成事実化するもので容認できない。」と指摘。「商業港として発展させるには、軍事利用を拒否する非核・平和の港としtアピールすべきだ」とし、(1)入港を拒否すること(2)ガーデンふ頭を軍艦の一般公開に利用させないこと(3)憲法9条を港湾行政に貫き生かすこと―を求めました。

 対応した中山武彦港営部長は、「入港拒否はできない」と答えました。

(4月23日)